
耳掃除は爪切りと並んで、グルーミングの中で見落とされやすいケアのひとつです。特に垂れ耳の犬種は耳の中が蒸れやすく、定期的なケアをしないと耳道内の環境が悪化しやすくなります。
01 垂れ耳の犬種が気をつけるべき理由
ミニチュアダックスフンドやコッカースパニエルのような垂れ耳の犬種は、耳介が耳道を覆う構造になっています。このため耳の中の通気が悪く、湿度が高い状態が続きやすいです。湿度が高い環境は、耳道内の細菌や酵母菌が増えやすい条件を作ります。
立ち耳の犬種と比べると、垂れ耳の犬種は耳のトラブルが起きやすい傾向があります。定期的に耳の中を確認し、汚れが蓄積する前に取り除くことが予防につながります。
02 適切な頻度の目安
一般的には月に一度程度の耳掃除が目安とされていますが、犬によって耳垢の量や耳道の形が異なります。「掃除してもすぐに汚れる」という場合は、耳道内の環境に問題がある可能性があるため、動物病院での確認をすすめます。
グルーミングサロンでの耳掃除は、耳道の入り口付近の汚れを取り除くことが主な目的です。耳道の奥まで処置が必要な場合は動物病院の領域になります。
03 自宅でのケアとサロンでのケアの違い
自宅での耳掃除は、コットンに耳専用のクリーナーを含ませて耳介の内側を拭く程度が安全です。綿棒を耳道に深く入れることは、耳垢を奥に押し込んだり、耳道を傷つけるリスクがあるため避けてください。
サロンでは耳道の入り口付近の状態を確認しながら、適切な方法で汚れを取り除きます。Gecko Stockでは耳掃除の単品メニューもあります。メニューの詳細はメニューページでご確認ください。
耳の状態は外から見えにくいため、定期的なチェックが大切です。気になることがあれば、グルーミングの際に確認することができます。